ジョルジュ・ドン
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 伝記

1947年2月25日アルゼンチンのブエノスアイレス生れ。 本名はホルヘ・ラウル・イトヴィッチ・ドン(Jorge Raul Itovich Donn)。 4歳の時にバレエを始めテアトロ・コロンのダンスアカデミーで伝統古典舞踊を学ぶ。

16歳で単身ベルギーに渡り、二十世紀バレエに入団した。 その後、ベジャール作品の最も重要なダンサーとして「我々のファウスト」 「ニジンスキー・神の道化」「愛が私に語りかけるもの」 「わが夢の都ウィーン」「マルロー、あるいは神々の変貌」 「ディオニソス」など、ほとんどすべての作品に出演。 1976年二十世紀バレエ団の芸術監督になる。

ベジャールのボレロも、最初は女性ダンサーを主軸に創作されたものだが、

1979年にジョルジュ・ドンが踊ったときから、まるでこの踊りは彼のためにある かのようになってしまった。 1981年クロード・ルルーシュ監督の「愛と哀しみのボレロ」 にダンサーとして出演し、一躍有名になる。 彼の踊る「ボレロ」は一度見たら決して忘れられない舞台。

1988年にはヨーロッパバレエ団を結成、 しかし、それは長く存在しなかった。 1979年ダンスマガジン賞受賞。 1989年コネックス財団にて最も優秀な男性ダンサーの一人に選ばれる。

1992年11月30日エイズにより死去。

彼の想い出として世界中の大くの振り付け家 が作品を作り彼に捧げた モーリス・ベジャール「バレエ・フォー・ライフ」 デニス・ガニオ「タンゴ…ジョルジュ・ドンのための薔薇」 キャロリン・カールソン「ジョルジュ・ドンに捧ぐ」 グラツィア・ガランテ「マスティカンド・スエーニオス」(「夢に浸る」)。